【イタリア】水の都・フィレンツェを徘徊する

 

ヨーロッパに入って、バスの中で夜を超すことが多くなった。西ヨーロッパの宿代は安くても3000円、高いときには5000円以上と、宿代だけでご破産状態。そうなるとどうしても、宿を兼用できる夜行バスを使わざるを得ないのだ。

ローマでの滞在を終えて、次に向かったのはイタリアの「水の都」フィレンツェ。目的はこちらにあるウフィツィ美術館だったのだが、なにぶんローマから距離も近く、到着が深夜4時前になってしまった。

しかも、降りる予定のバス停から一個前で降車。おかげで、市内中心部まで7㎞の道のりを歩くことに。

 

 

だんだんと緯度も高くなり、深夜ともなるともう立派な冬である。痩せてしまったからか、寒さが余計身体に沁みる。9月というのにヒートテックも着込んでしまった。でもまあ、歩いているうちに暖かくなってきたので大丈夫。まだ、なんとかなる。

イタリアも北部となるとだいぶ治安もいいみたい。とくに不穏な空気を感じることもない。マイブームである奇妙礼太郎と岡村靖幸を聴きながら、夜道をずんずん歩いていく。

 

 

 

この時間に、トラムの線路を舗装しているみたい。歩いていると、運転手のおっちゃんが心配して話しかけてくれた。遠いからタクシーで行きなよと勧めてくれたけれど、そうはいかないんだなあ。とはいえ、笑顔の絶えない素敵なおっちゃんだった。イタリアーノはみんな、いつでも陽気だからカッコいい。まあ、陽気さもここまでくると困りものだけど。

 

 

歩くこと2時間。市内中心部に近づいてきた。ウフィツィ美術館以外はほとんどリサーチせずにやってきたんだけど、それでも十分なほどに、深夜のフィレンツェは魅力的だった。街歩き好きにはたまらない。

 

 

数ある建築物のなかでも心奪われた「ヴェッキオ橋」。「ヴェッキオ」というのは、イタリア語で「古い」という意味。なんでも建設されたのは中世以前らしく、第2次世界大戦でも、唯一その被害を逃れた橋だそうだ。橋に出っ張っているのはなんとアパート。橋としての機能だけでなく、住居としても今なお使用されている。橋の内部にも店が立ち並び、ROLEXもあったり。

 

このヴェッキオ橋は、1日のなかでほんとうに色々な表情をみせてくれた。

 

 

深夜。隣の橋から、ヴェッキオ橋を独り占め。

 

 

夜明け。

 

 

日中、ウェディングフォト撮影中をぱしゃり。どれもとても綺麗で、素敵な光景だった。なぜだか無性に感動していた。

 

 

美術館の開館まで時間があったので、近くの公園で踊る。ここの街灯のデザインもまた、クセがすごい…。美術館については、また次回の記事でお届けする。

 

 

美術館を出たころには、街も賑わいをみせていた。フィレンツェって「ピノキオ」の発祥地らしいよ。ちなみにディズニーは「チキンリトル」しか見たことがない。カフェでエスプレッソを飲んで一服。18時前には再びバスに乗り込むので、再び7㎞の道のりを歩くことにした。巡礼も控えているからね。歩くのに慣れておかないと。

 

 

平地だと思っていたら、バチボコ山道だった時の絶望感ったらないね。

 

 

その分、山からの景色はとにかく気持ちよかったりする。まあ、行きは2時間だったのに帰りは3時間以上かかったけれど。しんどかった…筋肉痛が現在まで尾を引いている…。

 

まとめ

なんだか写真回になってしまったけれど、それもまたいいでしょう。最近、インスタ映えするカメラアプリ入れたんですわ。夜行宿泊はめちゃくちゃキツいけれど、夜真っ暗の街並みを堪能できるのは、しんどい思いをした分の特権なのかもしれない。街並みに心奪われ、フィレンツェ観光は大満足。日帰りに夜行バスに乗り込み、オーストリア・ウィーンに向かいます。

 

あ、向かうはずでした、ですね。

 

感謝