【南インド蹂躙旅】ラーメーシュワラムにて、知らぬ間に巡礼者にされた話

 

 

エイショイ。

内陸部の都会、マドゥライにて、9日に出発する鉄道を待機しております。

 

いい宿。極楽です。

どうも、とよしま(@c5meganemegane)です。

 

今回はラーメーシュワラムという、スリランカの目と鼻の先にある街について綴ります。

 

ラーメーシュワラムとは

 

 

クンバコーナムからマドゥライまで夜行で4時間弱。

そのまま深夜3時発の便で4時間揺られ、ラーメーシュワラムに着きました。

 

 

 

 

インドの南部をつかさどる、ヒンドゥー教における4聖地のひとつ、ラーメーシュワラム。

そのくせ巡礼者や観光客は少なめという、ちょっと惜しい土地です。

 

古代インドの叙事詩「ラーマーヤナ」の舞台もここ。

世界史でチラッと名前が載るこちらの作品。

 

要約すると、ヴィシュヌ神の化身である王子が、嫁を取り戻しに行く話です。

 

観光客も少ないせいか、宿代が高い。

最低でも600ルピー(約1000円)、見せてもらうと早々、ゴキブリちゃんがいらっしゃいました。

 

ゴキブリのあの生命力、好きなんですけど、泊まるとなるとちょっと違うなと。

結局、1000ルピー(約1500円)払ってちょっといいところに。

 

旅の宿、最高額更新です。

 

足早に最南端に向かいたかったとよしま。

午後7時にはバスが出るそうなので、それまで観光しました。

 

ラーメーシュワラム観光

スリランカとのギリギリを攻める

 

 

宿に荷物をおいて、まずは行きたかったスリランカとの境の街、ダーナシュコディへ。

 

このダーナシュコディなのだが、正直に言うと街だった

 

というのも、2013年に発生したサイクロンで壊滅的な被害を受けたから。

 

 

今もなお復旧作業が行われている。

 

1枚目の写真、建物の後ろに写る、廃墟と化した教会。

インドもまた、日本のように自然災害の多い国なんです。

 

 

 

 

そして、ついに端っこにきた。

方角的には、この向こうにスリランカがあるはずなんだ。

海の美しさとは裏腹に、タミル人難民の問題、越境したインド漁師を狙うスリランカ海軍の問題など、ダークな様相もみせる。

 

事前の情報よりも安く、80ルピーで端っこまで来ることができた。

一度宿に戻り、次は寺院に向かいます。

 

ラーマナータスワーミ寺院にて、巡礼者になる

 

 

 

次に訪れたのは、ラーマナータスワニー寺院というところ。

寺院内は撮影厳禁なので、画像は拝借しました。

 

見ての通り色鮮やかで、ひとつひとつの彫刻が細かい。

実物はもっとよかった。

 

さて、こちらの寺院にはいくつかのゲートがあるのだけれど、そのうちのひとつに、えらく仰々しいゲートがある。

空港とかによくある、行列を整備させる感じのゲート。

 

何も知らないとよしま、仰々しいゲートを通る。

よくよく考えたら、120ルピー払う時点で違うと気付くべきだった。

 

見るからに巡礼者な二人と、リュック姿の学生と一緒に、案内人のおっちゃんについていく。

 

ついていった先には「1」と書かれた井戸。

井戸には名前があるらしく、おっちゃんがそれを読み上げてくれる。

 

 

水をくみ上げるおっちゃん。

 

 

歩み寄る巡礼者に向けて、その水を頭から、ザバン。

 

 

 

「おい。お前もやるんぞ。こんかい。」

 

 

 

マジっすか…。

どうやらとよしま、巡礼者向けのゲートをくぐってしまったらしい。

 

 

寺院内には、計22個の井戸がありました。

 

 

 

要は22回、頭から井戸水を浴びました。

 

 

 

財布に入ったカードだけはなんとしてでも死守した。

リュック姿の学生が一番悲惨だった。

 

 

それはリュックを置いてくるべきだ、兄さん。

 

 

現地のならわしを体験できた充実感と引き換えに、生渇きの衣服の臭さに耐えながら、最南端に向かったことは言うまでもない。

 

 

まとめ

 

スリランカのギリギリを攻めて、巡礼者として水浴びをして、半日とは思えない充実度だった。

 

観光客が少ない分、リキシャ―もインド人価格。

「10ルピーだよ」と言われる衝撃は、インドを旅してきた自分にとってすさまじいものだった。

 

 

たった半日なのに、出会った人みんなが、よそ者の自分に手を差し伸べてくれた。

なにより、歩いていてワクワクする街。

南インドのなかでもいちばんのぬくもりと、独特な雰囲気に包まれた町だった気がする。

 

 

そうした感覚になったのが久しぶりなもので。

もう少し滞在したかったなあと、今では少し心残りだったり。

 

たった半日だけど、いい街に巡り合えたような気がしている。

素敵な街だった。また行きたいな。

 

午後7時過ぎにはラーメーシュワラムに別れを告げて、いよいよ最南端の街、カニャークマリに向かいます。

 

感謝