【美術館鑑賞レポート】フランス・パリ「ルーヴル美術館」

 

ついに来た。「花の都」パリ。いやあ、バス停周辺は落書きだらけだったからさ。「汚ねえなあ早く出てえなあ」なんて思っていたんだけど。

 

 

バチボコきれいでした。パリごめん。

 

パリの観光情報なんてネットに腐るほどあるので、そちらについてはほどほどに。ぼくはいつも通り淡々と、美術館鑑賞レポートをお届けしていきます。スペイン巡礼もなるべく、リアルタイムでお届けしたいしね。

 

パリでは、1泊2日で3つの美術館を来訪。3連続美術館鑑賞レポートの1発目は、みんな大好き「ルーヴル美術館」でごわす。お楽しみたもう。

 

「ルーヴル美術館」鑑賞レポート

 

概要

 

ご存知「芸術の都」パリを象徴する世界最大の美術館であり、その収蔵品はなんと380,000点以上。美術館のある同地は、かつてフィリップ2世により建設されたルーヴル城の跡地であり、今でも当時の要塞としての面影をみることができる。

度重なる増改築、ナポレオン時代の「ナポレオン美術館」への名称変更など、さまざまな事変を経験しながら、今なお多くの人々に愛されている美術館である。

料金

通常: 15ユーロ

しかし26歳以下の学生に限り、金曜夜(18:00-22:00)は無料で鑑賞ができる。美術館のチケット代って案外バカにならないので、学生のみなさまはぜひ、参考にされたい。

混み具合

ぼくも当然のごとく、金曜夜を狙って来訪。ほとんど待たされることなく5分ほどで入館できた。空いているのかと思いきや、さすがは世界最大級の美術館。館内は人でごった返していた。

作品集

「ざっと見るだけでも2日間、じっくり見るなら1週間かかる」といわれるルーヴル美術館を、2時間で見て回った。1度駆け足で回って、その後お気に入りのものをもう一度見に行く作戦。なので多分、見れていないところは見れていない。

 

 

1発目からドラクロワ作「民衆を導く自由の女神」。この時点で、ルーヴル美術館ヤバいと気づく。世界史を嗜んでいた人ならきっと、この出迎えに心踊ることだろう。

 

 

「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠式」美術館では、教科書に掲載されているサイズとの違いには驚きがち。けれどこの作品は、そうした驚きが一段とあった気がする。ナポレオンもきっと、力入れて画家に描かせたんだろうなあ…。

 

 

上の階への踊り場には「サモトラケのニケ」がある。スポーツブランド「NIKE」の元ネタなわけだが、創業者フィル・ナイトは初めはあまり、この名前を気に入っていなかったらしい。著書「SHOE DOG」で語っている。

 

 

 

レオナルド・ダヴィンチの作品「岩窟の聖母(la vierge aux rochers)」。ロンドン・ナショナルギャラリーにも同名の作品があり、そちらはダヴィンチの弟子によって描かれた作品とされる。

その他多くの聖母子像と同様、中央の聖母マリアを中心に、イエス・キリストと洗礼者ヨハネが赤ん坊の姿で描かれている。ただ幼子のどちらがキリストでどちらがヨハネなのかというのが議論の別れ目といったところで。

この辺には「アトリビュート」やらロンドン版との比較やら色々な話が絡んでくるので、気になった方はこちらのサイトを参照されたい。こうした知識を押さえて鑑賞すると、宗教絵画はめちゃくちゃ面白いです。

参考文献: 岩窟の聖母 ダヴィンチ 絵画の解説

 

同じくレオナルド・ダヴィンチ作「洗礼者聖ヨハネ」。個人的には高校時代の世界史図版の表紙という、微妙に思い出深い作品。

右手で天を指し、左手で地を指すのが、聖ヨハネお決まりのポーズ。決して、鑑賞者を煽っているわけではないのです。にしてもダヴィンチ、めちゃくちゃ絵が上手い。

 

 

ルーヴルにあるあまたの名画のなかでも世界三大名画にも数えられる「モナリザ」は別格らしい。常時警備員2名の厳戒態勢。じっくり見ることもままならないので、ひとまず雰囲気だけ堪能した。

 

 

「ミロのヴィーナス」も鑑賞して、1周目終了。ダヴィンチやドラクロワをもう一度堪能して、世界有数の美術館を後にしましたとさ。

 

まとめ

 

 

コレクションの数々はさすがの一言。あまりに広いので、やる気を出せばかくれんぼも余裕です。それくらい一周するだけでもエネルギーを使うので、そこだけ覚悟しときましょう。

何度も言いますが、世界史好きにはほんとうに至福の時間になると思われます。世界最大級の美術館を、是非とも堪能してくださいまし。

感謝