【スペイン巡礼6日目】バースデイトレッキング30㎞

2018年10月21日。

そういえば、22歳になった。歩くのに夢中で忘れていたけれど、今日はぼくが生まれた日。20歳についてはいまかいまかと待ち望んでいたものだけれど、いざそこを超えてしまうと、それからははあっけなくて。「あ、ひとつ歳増えたわー」くらいのものでしかない。

とはいえ、日本にいる家族や友人、旅中で出会ったみなさんからのお祝いのメッセージはやっぱり嬉しい。歩き終えたさなか、アルベルゲで想いが溢れる次第です。ありがとうございます。

誕生日の朝は、相部屋のブラジル人家族一行のいびきで起床。ちょっと寝られなかったけれど大丈夫。みなさん朝にお強いようで、6時過ぎにはぼくの部屋では全員が6時過ぎに出発した。

ご家族と記念撮影。一族の名前が入った紙のバンドをいただいた。これは予期せぬプレゼント。あとで登場します。

とはいえ、今日は少しばかり眠たくて、spotifyで音楽を流しながら歩く。22歳はじめの一曲はエレファントカシマシ「悲しみの果て」。うん、バーズデーボーイが聞く曲ではないな。笑でも、なぜか無性に聞きたくなっちゃったんだよね。歌詞の言及は避けますがいい曲なので、ぜひ。

さて、今日もいい朝日だ。朝は曇り模様だったけれど、だんだんと晴れ間が見えてきた。

Vianaを経由。街並みが俺好みでした。

韓国生まれ、オーストラリア在住のおじさまに朝食をご馳走になりました。名前も知らないままに食事を共にできるカミーノ恐ろしい。

韓国人のおじさまと一緒に教会観光。こちらのサン・ペドロ教会第一次カルリスタ戦争での爆撃で破壊された教会。同戦争はスペインの王位継承をめぐって起こったもので、日本ではカルロス戦争というほうが名前が通っているかもしれない。気になった方はこちらをどうぞ。

参考文献:カルリスタ戦争(カルリスタせんそう)とはコトバンク

華やかさはないものの非常に趣深い教会でした。

おじさまを置いて、先にどんどん進んでいく。これもカミーノ。余計な声掛けなど不要なのです。写真はLogronoという、巡礼地のなかでも大きめの都市。ここで宿泊する方も多いらしいが、全くワクワクすることもないのでずんずんと進む。

Logrono市民御用達のコースも、カミーノにおいては立派な巡礼路だ。22歳初セルフィ―がこちら。胸元にある黄色と緑色のものが、ご家族からもらったプレゼントです。今気づいたけどブラジルカラーやんけすげえ。

ここらへんから、足の痛みがひどくなる。右足薬指にできたマメの痛みを避けようと、足の節々に負担をかけていたみたいだ。6日目にして明らかにペースも落ちて、休憩の頻度も増えている。

休憩に次ぐ休憩をはさみ、今日の目的地であるNavaretteに到着。ワイン工場にお出迎えしていただきました。街並みも綺麗ですが、今日はあまり観光する気力もなく…。ちょっとだけ買い出しをして、現在ロビーで本記事を書いている次第です。

まとめ

歩行距離:Torres del Rio – Navarette (約31.5km)

所要時間:6:45 – 14:45 (約8時間) 

バラナシでの体験からか、「死」というものを身近に考えるようになりまして。誕生日ということもあってか、今日はことさらに自分の死について歩きながら考えたような気がします。

22歳といえども、明日は我が身。自分はあと何年生きられるんだろう。死ぬ時には何を想うのだろう。長い人生になるかもしれない一方で「死」というものは案外そばにあるものだというのは、この旅で学んだいちばん大きなことかもしれません。

大げさかもしれませんが、今のうちから「死」を意識してこそ、自分はもっと今を大切にしたいなと思います。なによりやりたいことを最近メモしてたら、どうにも時間足りそうにないし。時間くれ。

この旅で受けた恩を少しでも返せるように、自分も人当りをよくしていきたいな、というのもある。あとは、もうちょい後先考えて行動することかな。22歳の目標としては、そんなところです。

キッチンで一緒になったアメリカ人女性に「バースデーボーイ」だからと晩飯いただきました。ありがてえ。

というわけで足に不安はありますが、明日はいけたら40㎞の壁に挑みたい。今日もよく歩きました。

これからもとよしまを、幣ブログをよろしくお願いいたします。

感謝