【スペイン巡礼1日目】ピレネーをこえて。徒歩でフランス-スペイン国境超え

 

 

ぼくは酒に弱いほうだ。赤ワインの小ボトル一本も飲んでしまえば、瞬く間に眠りについてしまっていた。朝5時に起床。いよいよ、スペイン巡礼「カミーノ」のはじまりだ。今日は初日にして山場。フランス-スペイン間にそびえたつピレネー山脈を超える。

 

 

距離的にも27.1kmとそこそこ。なにより高低差が激しく、巡礼者をふるいにかける最初の試練といったところだ。

 

 

宿で用意された朝食をいただき、6:45に出発。ヨーロッパの秋は夜明けが遅い。初日で勝手も分からないなか、真っ暗闇をひとり進んでいく。電灯がない分、空の星が綺麗だった。オリオン座ってこっちでも見れるのね。

 

 

徐々に空が白んでいく。ごめん、綺麗以外の言葉があまり見当たらない。

 

 

日の出。後光がすごい。

 

 

じつはこんな顔してました。ほかの巡礼者がいるところではこんなことしないよ?さすがに。

 

 

初日が快晴なのは本当に恵まれたね。ちょっとこれ、Windowsのデスクトップぽくないすか?

 

 

午前10時。ある程度登ってきたところではやめの2食目。バケット・生ハム・チーズがいちばんコスパがいい。チーズは巡礼中に色々試してみたいなあ。ちなみにこれは、リールから持ってきているミモレットチーズです。

 

 

どうやら俺は今、国境のはざまで歩いているらしい。

徒歩でフランスとスペインを渡ってるんだぜ?興奮しないか??とくにわかりやすい目印はなく、フランス人のおっちゃんと談笑しながら歩いた。

 

 

正午。ようやく山頂あたりか。にしてもほんとに天気がいい。

 

 

やっとこさ下りに入ったのだが、正直下りの方が辛い。20㎏弱の荷物の重みが、一歩踏み出すたびにずんずんと足にかかる。歯止めが効かん。しかもステッキも持たない素人仕様なので、21歳、坂を転げ落ちていきます。

 

あ、みなさんも巡礼されるときはしっかり登山装備揃えていきましょう。ぼくのようにステッキも持たず、20㎏ほどの荷物を背負い、ジーパン一本で巡礼しようとすると、人によっては鼻で笑われます。逆に「あなた重そうな荷物ねぇ」とマダムとお近づきになれるチャンスでもあります。

でもまあ、どうしようもないなら、靴とバックパックさえいいの揃えておけば大丈夫です。ぼくも今のところ異常なし。パッションこそ肝要。

 

 

必死に下っていたらあっという間だね。本日の宿(アルベルゲ)に到着。Roncevauxにある「Collegiale」という宿です。ピレネー山脈を超えてのちの宿はここしかなく、大勢が止まるからかWifiも遅めでした。ちなみにスペインでは、Wifiを「ウィーフィー」と発音します。

 

なにはともあれ1日目、無事に完歩です。

 

まとめ

 

まあ、足は痛いよね。笑でも、30㎞くらいなら案外なんとかなってしまうもので、なにより楽しい!

カミーノの楽しさについてはおいおい語らせていただくとして、今日はこの辺で。巡礼編の書き方はただいま模索中。しばし御付き合いあれ。

 

歩行距離:Saint-Jean-Pied-de-Port - Roncevaux(27.1km)

所要時間:6:45 - 13:35(6時間50分)

感謝