バングラデシュのストライキ「ハルタル」を通して感じたこと

エイショイ。

汗くせえあんちゃん起きました。

 

とよしま(@c5meganemegane)でっせ。

 

前記事では、バングラデシュの魅力を語らせていただいた。

今回はバングラデシュの少しダークな事柄について、記事を書きたい。

 

4日間の滞在ながらダッカという街を見てきて、もっとも衝撃的だったのがハルタルだった。

 

その概要や、ハルタルに直面した上で僕が感じたことについて記していきたい。

 

ハルタルとは何か

 

 

ハルタルとは、いわゆるゼネスト(ゼネラルストライキ)のこと。

 

このストライキでは、人々が政府に対する不満を掲げ、声を上げる。

主に南インドで実施されている政治活動のことで、地域ごとにその名称は異なる。

 

今回ぼくが出くわしたのは、7月28日に起こった交通事故に対する学生デモ。

バス2台の悪ふざけで、学生10数人がけが、2名が死亡した。

日本ではほとんど取り上げられなかったらしいが、BCCやCNNではかなり大きく扱われたみたい。

 

詳しくはこちらの記事を参照のこと。

 

今回は学生による抗議活動とのことですが、広義でのハルタルであると解釈して、この記事を書きます。

 

ハルタルが起こるとどうなる?

 

デモは、ぼくの滞在中では2日間にわたり行われた。

ハルタルは街や人々に、主に以下のような影響を及ぼしていた。

 

交通機関は全ストップ

 

 

ハルタルは街の一部をジャックして行われる。

そのため、道路を通る自家用車やタクシー、CNGと呼ばれる緑の乗り物、リキシャはすべてストップされる。

 

ただでさえ渋滞のひどいダッカの交通がさらにストップする。

いや、解消される…のか?

 

かくいうぼくも、1日目のデモで郊外の古都、ショナルガオに行くつもりが通行止めをくらった。

やむなくニートである。

 

ハルタルは昼前から午後6時ごろまで行われるのが通例なようで、観光客にとってはただの迷惑でしかない。

 

人々の性格が一変する

 

 

ぼくが衝撃を受けたのがこの点。

 

普段は明るく穏やかだと思っていたバングラデシュの人々が、ハルタル中には熱狂し、荒々しく叫んでいた。

 

カメラを向けると「撮るな!!」と詰め寄ってくる学生たち。

なかには顔全体を、ドクロマークの入った黒い布で覆っている子もいた。

 

彼らは道路にあぐらをかき「We are justice!!」と声を荒げる。

 

それでも、1日目はマシだった。

どこかお祭り騒ぎのような感覚があったから。

 

2日目、様子をみてみると、そこには衝撃的な光景があった。

 

学生がみんな、木の棒を持っている光景。

 

「あ、これはアカン。」

 

直感的にそう思い、写真は撮れずじまいだった。

 

あの時ほど身の危険を感じたのは、初めてだったかもしれない。

 

それほどに衝撃的だった。

前記事であれだけバングラデシュをおすすめしておきながら、当日にバスを予約していてよかったと、内心思ってしまった。

 

ハルタルを見て感じたこと

 

ストライキ中、当事者以外は案外そっけない。

大人たちはみんな普通に見物しているし、少し離れた市場では、普段通りの穏やかなバングラデシュの人々がいた。

 

きっともう、慣れっこなんだろうね。

 

ハルタルを間近で見て感じたのは、ハルタルおよびストライキという手段が、いい手段というわけではなく、かといって悪いものでもないということ。

 

たしかに、暴力はダメだ。

あとから聞いた話だけれど、事件当日はもっと荒れていたらしい。空港付近のバスの窓やらなんやらは、大部分が破壊されたそうだ。

 

それでも、今回のストの当事者である学生たちは、仲間の死を憂い、立ち上がり、政府へと反旗を翻している。

 

これって、日本とは対照的じゃないですか?

 

日本人は、政治的無関心層が多い印象を受ける。

かくいうぼくも、恥ずかしながら、選挙には一度も足を運んだことがない。

 

ストを起こしてまで文句を言われるうちが、政治も華なのかもしれない。

 

まとめ

 

今回は、バングラデシュで行われてるハルタルについて、記事を書いてみた。

 

少し暗い記事になってしまったけれど、楽しいことばかり書くのも違うと僕は考えているので。

 

僕の文章を通して、世界の色々な問題について、みなさんに疑問を投げかけられたらなと思っています。

 

てなわけで、バングラデシュ編でございました。

 

たくさんの刺激をもらった反面、運には恵まれなかったね。

日本人宿に泊まったのに、会ったのは日本人1人だし。笑

 

機会を改めて、いつかまた、訪問できればと思ってます!

 

さて、次回からはいよいよ、ぼく的にはメインディッシュ。

インド編です!!

 

感謝